映画「父親たちの星条旗」は有楽町の丸の内プラゼールという映画館で見ました。さりげなく書いちゃってますが、実は都心についてはほとんど知りません。前回このあたりに出かけたのは10年以上前じゃないかと思います。それに、これまでも5本の指で足りるくらいしか来たことがありません・・・。
最初に来たのは中学生の頃だったかと思います。上の写真は数寄屋橋交差点ですが、ちょうど写真に写っているあたりの街頭演説を見に行ったのでした。そう、大日本愛国党の赤尾敏氏の演説です。思想的にどうのとかいう以前の話です。年齢を感じさせないパワフルな語り口が気になる存在でした。今思えば、まさしく昭和の人だったようにも思います。
本当のところはこの演説だけが目的ではなくて、ソニービルに行ってみるというのも目的のひとつでした。何しに行ったのかはあまり覚えてません。でも、当時はBCLラジオなども展示されていたように記憶しています。今回もソニービルに入ってみたところ、BRAVIAなどいろいろなAV機器が展示されていました。試しに「ラジオなんか無いですよね?」と聞くと「ありますよ」と。「それは新聞などの通信販売で紹介されているものですよね?」と、どうやらラジオはラジオでも特別なものがあるようでした。「短波ラジオなんですけど・・・」と恐る恐る尋ねると「それなら、3F奥にあるAVIC(アビック)というお店に行ってみてください」とのことでした。行くとそこは免税で買い物も出来る場所で、ICF-SW7600GRやICF-SW35など現行のBCLラジオが高級そうには見えないパッケージで売られていました。こんなところからも時代を感じます。
ちなみに、私が映画を見た場所は有楽町マリオンという場所ですが、周辺は既にクリスマスのイルミネーションになっていました。普段は自然のほうが好きなのですが、知らない場所なら都心をふらふらするのも楽しいなあと改めて実感しました。