運転免許証の更新をしてきました。「運転免許証更新のお知らせ」の葉書に「手続きには、暗証番号(4桁の番号を2組)が必要です。あらかじめ決めてからご来場ください」と書かれていたので気づきましたが、更新後の免許証はICカード免許証でした。
場所は新宿の運転免許更新センターです。都庁第二本庁舎2階にあります。都民になってから始めての更新でした。埼玉県民だった時は鴻巣からバスに揺られた場所に行った記憶がありますし、神奈川県民だった時は二俣川から坂道を登ったところに何度か行きました。都民は新宿で更新できて便利そうですが、都庁なので新宿駅からですと少し歩く必要はあります。
おそらく今回のICカード化で変わったところは、視力検査の後に、暗証番号を機械に入力する作業が増えたことでしょう。この作業は入力した暗証番号を紙に印字してくれるだけですが、それを写真撮影の時に提出して免許証のIC部分に組み込むようです。そういえば、更新時に事前に顔写真を持っていく必要はありませんでした。前々からその場で写真撮影するのにどうして事前に写真を持っていかなければいけないのかわかりませんでしたが、いつの間にか不要になっていたようです。ただし、ICカードになった分、更新料が450円割高になりました。出費としてはプラスマイナスゼロですね。
できあがった免許証は従来のものと比べてそれほど変わりません(写真の上が従来のもので、下がICカード)。ICチップが入った分でしょうか、若干厚くなりました。一番の違いは本籍地が印字されていた部分です。ICカードではここが空白になりました。確かに、お店の本人確認等で免許証のコピーを取られる時少し抵抗感がありましので、これはうれしい配慮です。でも、ICチップ部分には本籍地が記録されています。そして、これを見るには設定した暗証番号を入力する必要があります。免許更新センターにはこのICチップの内部を見る機械がありましたので、暗証番号を入力して記録内容は確認済みです。
我が家にはパソリやSCR3310があるので、自宅でも確認できると楽しいと思います。でも、偽造防止の観点からそんなソフトの提供はしてくれないでしょうね。
会社の大先輩が先月末に免許の更新をしまして、
その時にICカードの免許証を初めて見ました。
本籍地の記入が無いのと、やはり分厚くなった、って印象でした。
プライバシーへの配慮も色々な所で進んできましたね。