前々から気になっていた本なので読んでみました。
読後感ですが、改めて我ながら知識の乏しさと理解力の無さを感じることとなりました。そして改めて昔の若者は哲学に詳しかったんだなという、本題とは関係のないところに感心しました。
色々な思想家の話が出てくるのですが、きちんと理解できない私がいました。恥ずかしいです。でも、新渡戸稲造の「武士道」を著者が噛み砕いたくれた箇所は、部分部分は理解ができました。今回はこれで十分と納得することにします。
また、戦後すべての過去を否定してしまった日本に対して、良いことは良かったと勇気付けてくれようとしている熱意はよく伝わってきました。
付録に「慶応大学三田祭・幻の講演原稿」というのが収録されていました。実際には行われなかった講演の原稿です。今でも台湾で高く評価されている八田與一氏について語られています。これは良く理解できて読み応えがありました。
核開発などで何かと話題に上る北朝鮮と台湾の以外な関係をまとめてみましたので
ご参考まで。
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00241/contents/500.htm
http://72.14.203.104/search?q=cache:Dgo-61n9W8sJ:nippon.zaidan.info/seikabutsu/2004/00241/contents/500.htm+%E6%A0%B8%E5%BB%83%E6%A3%84%E7%89%A9%E3%80%80%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%80%80%E6%9D%8E%E7%99%BB%E8%BC%9D&hl=ja&gl=jp&ct=clnk&cd=2
日本財団 図書館
1997/06/10 世界週報
必ずしも足並みがそろわぬ米側の対応
加えて、四月一二日、李登輝総統は、イギリスの賓客との会見の中で、
北朝鮮問題とそれに関する台湾の対応策に言及したといわれる。
だが、かねてから話題となっていた台湾の核廃棄物を北朝鮮で処理する問題については、
既述のギングリッチ米下院議長ですら李登輝総統との会見で抑制を促したもようである。
http://ritouki-aichi.sblo.jp/article/31540733.html?reload=2009-08-27T15:15:16
愛知李登輝友の会ブログ
2009年08月23日
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