羽村のまいまいず井戸と青梅新町の大井戸に行った時には、羽村の取水堰にも足を延ばしてみました。本当は施設見学会等できちんと説明を聞いてみたいのですが、雰囲気だけ味わってきました。
上の写真は多摩川から水を玉川上水に取り込むところのようです。右側部分から流れ出ている水は玉川上水に流れず多摩川に戻される水です。
先ほどの堰から取り込まれた水はこの第1水門というところに入り、玉川上水に流れ込むようです。
第1水門から入った水の多くはこの第2水門から玉川上水に流れ込みます。多摩川の結構多くの水が玉川上水に流れていくように見えました。
彼らが玉川上水の功労者、玉川兄弟です。ここ羽村から四谷大木戸までをわずか8ヶ月で掘り上げたというから驚きです。1653年のことでした。
これは何でしょうか・・・。羽村取水堰から少し下流の玉川上水上にありました。これが第3水門というものであれば、ここから村山貯水池に水が送られているらしいです(説明を受けていないので推測ばかりです)。あちこちで水がやりとりされてるんですね。
玉川上水について詳しく知りたければ多摩川対岸にある羽村市郷土博物館に行くと良いでしょう。私は時間がなくて詳しく見られませんでしたが、羽村取水堰のレプリカ等も展示されていて見ごたえはありそうです。ここでちゃんと見てくれば推測で書かなくて済んだのかもしれません。
本当はこのあと小作取水堰も見に行こうとしたのですが、たどり着くことができませんでした。小作の浄水場よりも上流にあるものだとばかり考えていたのですが、帰ってから地図をみたところ小作浄水場よりも下流なんですね。ちゃんと地図をみておけばよかったと少し後悔しています。