実はいろいろと書き溜めてある文章があるのですが、最後に吉野梅郷について少し触れたいので優先順位を上げて載せることにしました。
御岳山から日の出山を歩いてきました。最近、少し昔の山歩きができるようになってきました。大自然に囲まれて、気分転換するのにはもってこいです。昔は毎年、何度か足を運んだ山です。
まずは青梅線の御嶽駅から出発です。東京でありながら1時間に2本くらいしか電車が無い、とてものどかな場所です。
御岳山に行くにはバスとケーブルカー(御岳登山鉄道)を使うのが一般的です。だいたいバスは電車の到着に合わせて出発してくれるようなので、駅ではモタモタしないほうが良いでしょう。私はトイレを済ませてからバス停に行きましたが、それほど待たずにバスは出発しました。
バスはケーブル下と呼ばれるところまで行きます。ここからはケーブルカーが一般的ですが私は歩いて登ることにしました。歩いて登るのは20年ぶりくらいでしょうか。杉並木なので花粉症の人は大変そうです。上には宿坊がたくさんあって人も多く住んでいるので、許可された軽自動車やバイクなどは通る道です。途中、私は工事用の車両と郵便配達のバイクとクール宅急便の軽自動車と出会いました。
参道のちょうど中間あたりでケーブルカーを見ることができます。ケーブルカーを使うと6分で標高831mの御岳平まで行くことができます。運賃は570円。私は歩いて45分。運賃は0円。参道の途中で生きているモグラに出会うことができました。これはPriceless。どちらを使うかは自由です。今思えばケーブル使っても良かったかなと思ったりもしています。
御岳平から御嶽神社までの間にはたくさんの宿坊があります。先日、テレビを見ていたらここ御岳山にある宿坊が紹介がされていました。みな御岳神社の神職につかれてらっしゃるようで世襲制で宿坊をやられているらしいです。ちなみに上のは原島荘。私は小学5年生の時の林間学校でここ御岳山に来たのですが、泊まったのがここ原島荘でした。3箇所くらいに分宿したのを覚えています。原島荘は新しい建物になっていました。なつかしい思い出です。
今回の目的地は日の出山なので休まず歩きます。本当は少しずつ休みながら歩こうと思っていたのですが、一人だとダラダラと歩き続けてしまうことが多いです。今回も日の出山まで休まず歩いてしまいました。上の写真は御岳平から日の出山へ向かう途中、御岳平方面を見た風景です。
日の出山の頂上です。ここは眺望がすばらしいです。モグラなんかよりもPricelessです。霞んでいいなければどこまでもどこまでも見渡せそうな気がします。
日の出山から北側方面に高い山が見えました。雪に覆われていたのですが、なんという山でしょうかね。Google Earthを使って鳥になった気分で探しても見たのですがよくわかりませんでした。
ここからはつるつる温泉という温泉方面に行くこともできますが、gooddayさんが吉野梅郷にいかれたということなので、私もそれに触発されて吉野梅郷経由で日向和田駅に下りることにしました。途中、琴平神社という小さなお社の神社がありました。昔、養蚕が盛んだったころに豊作だと猫の焼き物を奉納したりしたそうです。
ここからの眺望もなかなかです。標高が下りてきているので建物もよくわかります。梅郷が一望できると看板には書かれていましたが、私には確認できませんでした。
そして、ここが最後の吉野梅郷です。写真は梅の公園を外から撮ったものです。今の季節、この公園には入るのに200円いるんです(車の場合、駐車場はないので近隣の民間駐車場を利用するしかないようです)。それにもう歩きたくなくなってしまっていたので周辺の梅を楽しんで終了です。まだ、咲き始めたばかりなんでしょうか・・・。こんなことを言うと青梅の人に怒られそうですが、今の季節だと清瀬周辺の梅のほうが綺麗だったんですけど・・・。