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南沢緑地の中

 前回の「南沢緑地保全地域 東久留米の湧水地」では周りを流れる湧水だけを見てきましたが、今回は、緑地の中にも足を入れてみました。

 緑地保全地域というだけあって木々がたくさんあるのかと思いきや、中はスカスカしていました。ベンチもあってのんびりした時間が過ごせそうです。

南沢緑地の南沢浄水場から出てくる湧水

 ここも竹林公園同様、東京名湧水57選の1つに選ばれています。湧水地は何箇所かあるようですが、南沢浄水場の中にある湧水地が湧水量も多いようで、上の写真のように、浄水場の柵から出てくる水量は既に川と言えます。

中央第六緑地

 南沢緑地の湧水は落合川に流れ込みます。せっかくなので落合川の周りをうろついてみました。すると、湧水と思われる池などが点在していました。ここ中央第六緑地の中にある小さな池もそんな1つに見えます。

これも湧水の池?

 中央第六緑地のすぐ近くにもこんな大きな池がありました。そして、これら池の周りは普通の宅地になっているあたりにとても不思議な感覚を覚えます。湧水は場所を選ばないってことですね。

落合川

 南沢緑地の多量な湧水が合流する前の落合川です。近隣の湧水が集まって川を形成しているのでしょう。そして、しつこいようですが、それが宅地の中なんです。

落合川上流端

 せっかくなので落合川に沿うようにぶらぶらしてみると、ありました、「落合川上流端」の看板です。もうこの辺は川といっても水はありませんでした。じゃ、どの辺から川の様子を見せるのだ? ということはとても気になるのですが、そういうことを1つ1つ調べていると体が持たないので、少し好奇心を押さえ込んで先に進んだのでした。

 その先という「さいかち窪」についてはまた今度にします。