冒頭からケシの花です。あへん法により栽培は禁止されてますので普通は見られません。
少し前に、いつも拝見している「忘れっぽいので・・・覚え書き。」さんの「何の花?」でナガミヒナゲシという花の話題が出まして、少しケシの花に興味を持った次第です。東大和市駅前にある東京都薬用植物園に行くと、栽培が許されていないケシの花が見られるというので行ってみた次第です。
地図を見ると通勤経路である新小平駅からも青梅街道一本で行けそうだったので、青梅街道をひたすら歩いて行きましたが、予想以上に遠かったです。
写真のケシがある「ケシ・アサ栽培区」は、普段は二重のフェンスに守られています。フェンスとフェンスの間には赤外線センサーまでついていて守りは厳重です。でも、5/25までは1つめのフェンスを開放してくれていて、比較的近くにケシの花を見る事ができます。
アツミゲシというそうです。これもフェンスに守られたケシです。
これもケシです。もう花は終わってしまったんでしょうかね。かなり背丈がありました。
ハカマオニゲシです。これもフェンスの向こう側の花たちです。
こちらはアサです。大麻取締法で栽培が禁止されています。大麻、マリファナになっちゃう草ですね。普段見られないものを見ると得した気分ですね。
他にもおもしろい植物がたくさんありましたが、中でも気になったものを少し紹介しましょう。これはライムギです。「ライ麦畑でつかまえて」のライムギでしょうか。麦角菌はついていないライ麦だそうです。
よく山などに行くとウルシに注意って言われるんですけど、実際、どれがウルシなのか知らなかったんです。これがウルシでしたか。でも、あまり特徴の無い草だから知らずに触ってしまう事はありそうです。
ヒナゲシです。ヒナゲシというとアグネス・チャンさんを思い出します。ちなみにこれはフェンスの外にあるケシでした。
ソバです。この花が実になるんでしょうかね。
最近、読んだ本がありまして(機会があれば紹介します)、その中で昔、マラリアの予防、治療に使われたキニーネの原料がキナという植物だったという話を知りました。ここならあるだろうなと思って歩き回ったところ、アカキナノキというのがありました。これでしょう、きっと。
バニラです。これのにおいをかいでバニラの匂いがするかどうかは確認しませんでした。しておけばよかったです。
ケシの花だけ見に行ったつもりが、おもしろくていろいろ見て周ってしまいました。結構たくさんの人でにぎわっていました。
リンク&トラバありがとうございます。
東京都薬用植物園、見所がたくさんあるみたいで面白そうですね。
普段見ることの出来ないものを見れるってのは、確かに得した気分になりますよね。
うーん、、行ってみたいです。
Tobaさんの興味があることに対しての行動力は感心します。少し見習わなければ^^;