なんか公園ネタばかりですみません。少し前に行った新宿中央公園についても記録しておこうと思います。
新宿都庁の裏手(?)に位置する公園です。都庁の人工的な建物とは対照的に緑がいっぱいある公園です。
ここは小西六写真工業跡地と淀橋浄水場跡地にあたるそうです。「写真工業発祥の地」の碑が建てられていましたが、だいぶ草に隠されてしまっています。その後、小西六のコニカはミノルタと合併し、今ではとうとう写真業界から撤退してしまったのが何とも皮肉です。
適当な推測ですが、淀橋浄水場の名残は、こちら淀橋給水所でしょうか。給水所と言いながら、周りは高いビルばかりというのがいかにも都心らしいです。この給水所の上は多目的広場にもなっています。が、若干ホームレスの方々も散見されました。
淀橋浄水場を作るときに掘り起こした土が高く積み上げられたそうで、それが公園内の富士見台になっています。昔は、富士山が見られたのでしょうね。私が行った時はどこかのグループが宴会中で、一番上までは上がれませんでした。
園内にあるナイアガラの滝です。壮大ながらなんとも安易な名前ですね。まあ、一度聞いたら忘れそうも無いので成功といえば成功?
おもしろい仕組みだなと思ったのがちびっこ広場でした。ここは中学生以下の子供とその保護者しか入れないエリアです。近くに監視員みたいな人が座っていたので、私が立ち入ろうとしたら止められたのかもしれません。都心の公園なので、残念ながらホームレスっぽい人が大勢いました。また、最近は不審者もいるでしょう。率直に言って、そういう方々から隔離された「安全地帯」を作ったということでしょう。良いか悪いかは別にして。
この日は公園横の道路で映画かドラマの撮影も行われていました。ロケ的にはおもしろい場所ですからね。
そういえば、新宿中央公園といえば、すぐ近くの新宿アイランドタワーの中にバーガーキングが帰ってきたそうですね。初日はかなりの行列ができたようです。公園とはまったく関係ありませんが、バーガーキングで新宿中央公園の話を終わりにしたいと思います。
「写真工業発祥の地」の碑を見たら、ふと、木枠の大判写真機が脳裏にうかんだのです。