最近、無線関連で高いところや、もしくは低くても開けているところ(例えば、富士見市の田んぼ)に出かけることが多くなっています。
先日も高いところとして所沢市の西部浄水場横にでかけました。ところが、到着するなり雷雨になり無線どころではなくなってしまいました。
幼稚園児の子供を同伴していましたが、来る途中に「動物園じゃないところにいる動物が見たい」と言っていたので、それならば少し近隣の森で探検ごっこをすることにしました。前々から気になっていた西部浄水場真横の上の写真の入り口です。
道路から下の森へは道が作られていて、左が緩やかな舗装斜面、右が階段になっています。ところが左の道は木々が倒れていてそのままでは通行できませんでした。また、右側の道も階段が終わったところでそれに続く道はありませんでした。
この近くには狭山丘陵いきものふれあいの里センターが定めたスポット2があります。「虫たちの森」です。もう少し東側にそこへの下り口があります。この西部浄水場の横からもそこへ行くことができると想像していたのですが、どうやらここは誰も通らない道のようです。
それでもせっかくなので倒れた木を起こしながら先に進んでみました。探検ごっこが本当の探検になってしまいました。やはり、舗装路が終わるところから先に続く道はありません。ただ、よく見ると、どちら側から降りても下でぐるっと周って反対側から上って来ることはできるようです。
不法投棄もあってあまり気持ちの良い森ではないのですが、ぐるっと周ってみると何か白いものがぽつんと置かれていました。最初、それを踏みそうになって気づいたのでした。
でも、それをよく見ると動物の骨のようです。それも頭蓋骨です。そのまま骨格標本になりそうなほど綺麗な頭蓋骨です。子供はワニの骨だと言いますが、そんなはずはないのでおそらく犬のものかと思われます。
ぱっとみた限りでは周りに胴体部分の骨はありませんでした。これが何なのかはわかりません。野生の犬なのか、死んだ飼い犬の死体を捨てていったものなのか・・・。あれだけ綺麗に頭蓋骨が露出しているということはそれなりに時間も経ったものかと思います。
そのままにしておきましたが、少し謎の残る骨でした。すぐ近くにはアートペットクラブの斎場があります。きちんと葬られるペットがいる一方で、このような形で無残に放置されるペット(かどうかはわかりませんが)もいるのですね。
で、結局あの道は何だったのだろう、という最初の疑問はわからないままになっています。
なぜ頭骨だけが…
いい加減な想像力と、合理的な駄目出しをたのしみたいと思います。