車で小金井街道を通るたびに気になっている場所がありました。ちょうど、このあたり。先日、チャリンコでじっくり拝見してきました。
松村家のキャラボクです。
写真の通り、見るも無残に疲れ果ててしまっていますが、キャラボクという低く地を這うように成長する木だそうです(低木)。鳥取の大山に自生しているのが有名らしいです。
近くに案内板があったので読んできましたが、ここ松村さん(この周辺はたくさん松村さんがいらっしゃいます)のお宅にあったキャラボクの木だそうです。昭和16年に、小金井街道が通るというので、現在の場所に移植されました。昭和54年には市の天然記念物にも指定されています。
ネットで調べてみたら清瀬市の「名木を訪ねて」というページの一番下に紹介がありました(このコーナーは前に市報に出ていたものかな)。これによるとなんと樹齢は400年。皮肉なことに昭和54年に文化財に指定された頃から小金井街道の排気ガスにやられて枯れ始めてしまったそうです。車に乗る身として私も加害者の一人ですね。非常に申し訳ないことをしました。
上記のページには昭和54年当時の青々としている姿の写真が出ています。冒頭の写真と見比べてみると、とても悲しくなります。