先日、東久留米市の東久留米スポーツセンターというところに出向いた際に、周辺の散策を行いました。ちょうど、黒目川と落合川が合流する三角地帯にあるんです。
結果的には行ってみてそのことに気づいたのですが、この周辺は興味を抱くに十分な要素が凝縮されていました。
冒頭の写真、大きく写っているのが黒目川です。黒目橋からの撮影です。写真だとわかりづらいですが、右手から落合川が流れてきて合流しています。
まず気になったのが合流地点のすぐ近くにあった廃屋のような建物。すみません、廃屋ではありませんでした。「東京都黒目川水質汚濁常時監視室」です。人気が感じられませんでしたが、普段は無人なのでしょうか。
続いて少し黒目川の上流です。なにやら看板がありました。許可証のようですが、う〜ん、これを読んでも誰が誰に対して何を許可したものなのかよくわかりません。
おそらく、この東久留米スポーツセンター横の道と黒目川沿いの散策路をつなぐ道路を作るために、川の管理者が東久留米市に許可を出した許可証なのでしょう。でも、ちょっとわかりにくいですね。
さらに東久留米スポーツセンターと大門中学校の間を歩いて落合川方面に歩いていくと、最近マイブームの暗渠化された川らしきものを発見。どうやら、流れはそのまま合流直前の落合川に流れ込むようです。もともと湧水の多い地ですから、このような小さな支流はたくさんあるのでしょう。
で、この川の流れに沿って東久留米スポーツセンターの横を歩いていたら、またまた怪しげな建物を発見。スポーツセンターの敷地内にあります。よく見ると、「東京都北多摩北部建設事務所 黒目川黒目橋調節池管理棟」とありました。
え、調節池? どこに? となりますが、ネットで検索してみたところ、なんと私が立っていた敷地の地下に調節池があるんだそうです(建設グラフのこのページがわかりやすかったです)。上の写真は、さらに合流地点に近い部分ですが、ここもなにやら工事中のようですので、この調節池がらみの工事なのかもしれません。
ちなみに、黒目川と落合川の合流ですが、合流後は黒目川を称するようです。さらにちなみにになりますが、7/28から始まる映画「河童のクゥと夏休み」はこの東久留米を流れる黒目川や落合川が舞台となっているそうです(朝日新聞の記事参照)。という話を聞くと見たくなるから不思議です。でも、「街おこし」も大切ですが、落合川上流の湧水地埋立の問題はどうなっているのでしょうか。個人的にはそちらの方が気になります。
当時は綺麗とは言えない川で、親からは入って遊んじゃダメだよって散々言われてましたが構わず遊んでました〜。
近くに竹林公園って所があったと思うんですが行かれました?
大きな竹林があって、湧き水なんかもアリなかなか良い所でしたよ。