埼玉県入間郡は越生町にある黒山展望台へ行ってきました。奥武蔵グリーンライン上にあり、地図ではこのあたりです。夜景が綺麗なことで有名です。
私の家からだと国道299号線を走っていって顔振峠から奥武蔵グリーンラインに上がるのが一番アクセスしやすい方法です。黒山展望台は顔振峠と関八州見晴台の間あたりに位置します。ぐるっと回り込むコーナーの中や路肩に駐車スペースがあります。そこから階段で何歩か上がると展望台です。
無線関連のイベントで夜の21時から1時ころまで滞在しました。土曜日の夜だったので色々な人が上がってきました。女性だけで愚痴を言い合うグループや、若者グループ、走り屋系などなど。でも、やはりカップルが多いです。カップル1組+私だと、完全に私は邪魔者になってしまうのですが、時間が経つに連れて展望台の上も賑わってきました。23時代が一番混雑してましたね。
上がって来た何人かとは会話も楽しみました。こちとらCB無線という一昔前の業務用トランシーバーを抱えての滞在です。2メートル近いロッドアンテナを伸ばしていました。まだ20歳前だろうと思われる男女混在のグループが原チャリ2ケツで上がってきました。そして、このロッドアンテナが目に入ったのでしょう。女の子たちが「釣りしてる、釣りしてる」なんてささやいてます。さすがに川もない山の中で釣りはできません。「ここじゃ釣りはできないでしょう」と言うと、近づいてきました。「ほら、学校の先生が運動会とか遠足で使っていたでしょ?」ある一定の世代以上の人だとこれでCB無線機を理解してくれるのですが、どうやらCB無線機を初めて見る世代でらっしゃるようです。実物を見せてあげると「かっこいい〜」これには驚きました。CB無線機を見てかっこいいと言われたの初めてです。普段からケータイという小さな無線機を使っている世代からすると、実はこういう無線機は新鮮に見えるのかもしれません。帰り際に「釣れるといいですね〜」と言いながら立ち去っていきましたが、無線の交信を釣りに例えたのか、現代の若い者もなかなか楽しい感覚をお持ちです。
そんな世代間コミュニケーションも楽しめる黒山展望台です。
夜景は綺麗ですが、当然のことながら夜の山道は危険が伴いますので、きちんとリスクを承知の上で行動するようにしましょう。
昨日は関八州見晴台からの交信有難うございました。
初めての「あんさんぶる荻窪」からでしたが
南側のベンチ付近はノイズもなく、FBに入感
していました。