ブログネタ
日々の暮らし に参加中!

 なんだかんだいって毎年この時期になるとインフルエンザの予防接種(ワクチン)を受けて、何かしらインフルエンザについて書くというのが定番になっています。ということで、今年も何か書いておかないといけません。

 今年は東京都清瀬市にある信愛病院というところで受けてきました。キリスト教系の病院らしくゆったりとした落ち着いた雰囲気に好感が持てました。土曜日に行ったのにほとんど待たずに注射してもらえました。代金が2,500円+税というのもうれしいです。新秋津駅や清瀬駅から無料送迎バスも出ているようなので、この近くでどこで接種しようか悩んでいる方にはお勧めです。ただ、ワクチンが少なくなってきたら予約している人が優先されるという話でしたので、一度電話で問い合わせてみたほうが良いでしょう。

 さて、話をインフルエンザワクチンに戻しましょう。今年のワクチンは、この3点が入っています。

2007-2008
・ A/ソロモン諸島/3/2006 (Aソ連型)
・ A/広島/52/2005 (A香港型)
・ B/マレーシア/2506/2004

 ちなみに、昨シーズンはこの3点でした。

2006-2007
・ A/ニューカレドニア/20/99(Aソ連型)
・ A/広島/52/2005(A香港型)
・ B/マレーシア/2506/2004

 A香港型用の「広島」とB型用の「マレーシア」は続投ですが、Aソ連型用の「ニューカレドニア」は「ソロモン諸島」に置き換えられました。なぜでしょう・・・?

 インフルエンザで困った時は横浜市衛生研究所へ。これも私の中の定番です。今年も「2007(平成19)年度のインフルエンザワクチンについて」というページが用意されていました。詳しくはそちらをお読みいただきたいですが、私がかいつまむと「昨シーズンの初めはAソ連型はニューカレドニアに近いものが多かったが、その後ソロモン諸島に近いものが増えてきて、それを見ていたWHOが今季はソロモンで行こうと勧告した」となります。そして、日本ではWHOの勧告通りのワクチンとなりましたとさ。

 さて、今年のワクチンの賭けが当たったかどうかですが・・・正直まだわかりません。ただ、ニュースでも騒がれている通り今年のインフルエンザの流行開始は早いそうで、同じく横浜市衛生研究所のサイトにすでに今年のインフルエンザ流行情報(PDF)が掲載されていました。これによると、現在分離されているAソ連型のウィルスは「ソロモン諸島」に近いらしいです。ワクチンを打とうかどうか迷っている人はぜひ、どうぞ。当たりの宝くじを買うような気分で接種できます。免疫ができるまでに少し時間がかかりますが、今ならまだ間に合うかもしれません。

 がんばれ、ソロモン!

[関連情報]
 インフルエンザ予防接種を受けました(2004年10月30日)
 今年のインフルエンザワクチン(予防接種)は有効なの?(2005年2月9日)
 今シーズンのインフルエンザ予防接種 パンデミックを見据えて(2005年10月22日)
 インフルエンザ予防接種(ワクチン)の有効率(2006年11月28日)
 インフルエンザの薬、タミフルとリレンザ(2007年2月28日)