埼玉県平和資料館を出た後は、すぐ隣の物見山へ行きました。西武池袋線沿いに住んでいる人間としては、曼珠沙華(彼岸花)で有名な巾着田のすぐ上にある物見山のほうが愛着がありますが、世間一般的にはこちら東松山市の物見山のほうが有名でしょう。
平和資料館からは歩いてすぐです。2、3分歩くと東屋のあるピークに到着です。ピークといっても、このあたり一帯が丘のようになっているので、激しいアップダウンがあるわけではありません。
ここには気にしなければすぐに通り過ぎてしまうような冬桜がありました。神川町の城峯公園から寄贈を受けたものだそうです。花はほとんど付いていませんでしたが、これからなのかもう終わったのかはわかりません。そういえば、ここの案内にも寒桜ではなく冬桜って書かれていました・・・(「桜山森林公園の冬桜 (群馬県鬼石)」参照)。
そして、この東屋ピークからさらに2、3分歩くと物見山頂上です。頂上といってもとても広いです。キャッチボールはできますし、テニスのコートも取れそうです。金属製の展望台がありましたが、木々があって残念ながら展望はあまり良くないようです。
標高は135mだということですので、平和資料館の展望台の147.5mよりも低いことになります。大パノラマを楽しみたいのであれば、100円払って平和資料館に行くのが良いでしょう。自然の中で森林浴を楽しみたいのであれば物見山頂上でしょうか。桜の木もありましたので、春は盛り上がってそうです。あれ、もしかしてこのあたりは「つつじ」のほうが有名なのかな。
頂上には植物に埋もれた石碑がありました。横に書いてあった文字が読めました。おそらく「開設十周年記念碑」のように書かれていたのだと思うのですが、何の開設なのかまではわかりませんでした。
以上、物見山、大勢でワイワイやるには楽しそうな山(公園?)でした。
