先日、何気なく道路からフェンス越しにとある学校の敷地内を眺めると、懐かしいものが目に飛び込んできました。焼却炉です。
昔はどこの学校にもありました。
学校の各クラス毎にゴミ箱があって、そこに集められたゴミは敷地内の焼却炉で焼却されていました。ゴミ当番さんが二人組みでゴミ箱を焼却炉まで運んで行ったのでしたね。
ダイオキシンが問題になってから使用が中止されたのだと思います。
今、どこの学校にもあった焼却炉はこんな感じで形を残しているのでしょうか。よく見れば、この学校の焼却炉も校庭の一番遠いところにありました。だから、使われなくなっても処分されずにそのままなのかもしれません。
学生時代は、真っ赤に燃える炎の中にゴミを投げ入れるのが結構楽しみでした。今となっては遠い日の思い出です。
焼却炉は撤去するの大変なんですよね。灰が飛び散らないように完全養生して、宇宙服みたいなものを着ての解体作業です。1基の撤去に何十万もかかったと思います。
子供の頃、火番をするのが楽しかったのですが、今の子供たちにはそんな機会もないのでしょうね。