先日、車で夜の散歩(厳密には散歩とは言いません)をしていたら偶然、東久留米卸売市場というものを発見。大昔に近くの柳泉園のプールに来たことはあったものの、あまり足を運ばないエリアです。
気になったので、後日、改めて車を走らせて見たところたどり着いたのが東村山市運動公園でした。こんなところにこんな大きな公園があったとは・・・。地図だとここです。
大きな競技用のトラックがあって、テニスコートやプール(夏季のみ)があります。その名の通り運動するための公園です。でも、私が行った日は雨だったので、もちろん誰もいません。公園管理の人を時々見かけるだけでした。毎年秋には東村山市内の13の町対抗の運動会が行われるそうです。だから、東村山市民にはなじみのある場所なのかもしれません。
園内には小さな子供が遊べる遊具もありました。
でも、道を挟んで反対側にはもっと大きな普通の公園がありました・・・。やっぱりここは運動公園のようです。
と思っていたらなにやら黒い物体を発見(話の展開上こうしていますが、実は一番最初に気づいていました)。SL、蒸気機関車です。D51です。デゴイチです(字で書くとカレーのココイチみたいだなぁ)。以前、小手指公園にD51があるという話を聞いて出かけて行ったことがありましたが、今回は知らなかったので少し感動です。
かなり痛んでいることが素人目にもわかります。雨風にさらされて置かれっぱなしなのでしょうから、仕方ないのかもしれません。
D51 684というものだそうで、詳しい方々のあちこちのサイトを拝見すると、昭和17年製造で、昭和51年に滝川機関区で廃車になったとありました。滝川機関区とは北海道にあるそうです。これで一緒に雪かき用の装置も展示されていた理由がわかりました。ネット上を検索していたら、現役時代の雄姿の写真もありました。涙出てきます。
駅名の表示もありました。今でこそ駅名は天井から吊るされるものばかりになってしまいましたが、昔はホームに立ってましたよね、こんな風に。ちなみに両隣の駅名、東村山中央公園と北山公園は実在する公園です。
それにしても、SLはある意味幸せだなぁと、雨降る東村山運動公園でD51を見ながら思うのでありました。私が子供の頃に乗っていた電車などは既にスクラップにされてしまっているのでしょうから・・・。あ、そういえば、早く鉄道博物館にきかしゃやえもんを見に行かなくちゃ。