朝霞市にある城山公園に行ってまいりました。岡の城山と呼ばれる場所を朝霞市が公園整備したものです。元々、縄文時代の集落があった場所であり、中世以降はお城としても活躍した場所です。すぐ近くには黒目川も流れていて地形的にもお城向きの場所だそうです。
桜が咲き始めると混みそうな気がしましたので、咲く前に訪れました。駐車場もあるので車でも大丈夫です。
上の写真は城山の頂上部分です。城山というくらいで山になっています。頂上といっても狭いのではなく平らな部分がとても広く、野球ができそうです。これは確かにお城にもってこいだと、現代人の私でもそう思います。
でも、高さはあまりありません。頂上からの眺望はこんな感じです。
川越街道(国道254号線)からアクセスしましたが、なだらかに下り坂をくだって来ました。そんな場所にポコリと盛り上がった山でしたので、相対的には高いものの、絶対的にはそれほど高くはないかもしれません。
山の周りには駐車場や、子供が遊べるエリアがあります。上の写真の場所にはフィールドアスレチック風の遊具がたくさんありました。また、お世辞にも綺麗とはいえない池があって、そこから小さな小川が流れていました。このあたりは湧水が多いと、この後行く朝霞博物館で知りました。これも湧水なのかもしれません。
小川の水は、公園のすぐ横を流れる黒目川に流れ込んでいました。循環していないところを見ると、やっぱり湧水かな。
遊具のあるエリアの隣には、こんな場所もありました。見るからにシーズン中は水が流れそうです。こちらはパイプがありましたので、もちろん湧水ではありません。夏は簡単な水遊びもできるのだと思います。
公園の一角にこんな場所もありました。場所といっても大人の手のひらの大きさくらいの場所です。これが縄文時代の名残でしょうか・・・。
これまで朝霞市はノーマークだったのですが、実は面白そうな場所がたくさんあることを知りました。少し意識して出かけてみたいと思っています。
海育ちの友達が、牡蠣は地下水脈が沿岸の海に沸いているところに集まっているなんて話を教えてくれました。
むかし、黒目川付近に深い入り江が切り込まれていた頃には、その湧き水の回りに貝が育ったのかもしれませんね。