先日初めて競輪を生で見た人の話を読んでいたらこれが結構おもしろそう。普段ギャンブルはやらないのですが、出かけてみました立川競輪。その場で車券を買うのは難しそうなので、ネットで手続きをして購入してから現地へ向かいました。
ギャンブル鉄道と呼ばれる武蔵野線に乗って乗り換え駅の西国分寺へ。車内では今時のお洒落な若者グループが馬の話をしています。きっと府中競馬場へ行くのでしょう。JRAのイメージ戦略は見事に成功している感じがします。
立川駅からは無料バスがあるというのでバス停の並ぶ場所に行きましたがどこから乗るのかわかりません。仕方がないので交番て聞きました。乗り場は伊勢丹の横でした。
止まっているバスが目に入ったので急いで乗り込みました。でもなかなか発車しません。どうやら次のバスが来るまで発車しないようです。待っている間にどんどんとお客さんが入ってきますが、どれも新聞を片手にしたおじさんばかりです。女性はいませんし、子供など滅相もない雰囲気でした。ちなみに私は子供連れ。新聞も手にしていませんし、車内では完全に浮いた親子・・・。
バスは競輪場の入口ゲート前に横付けです。近所の人はバスだけ利用ができてしまうかもしれませんが、家族で乗る雰囲気のバスではありません。
中に入るには50円の入場料がかかります。50円硬貨をそのままゲートに投入です。子供はどうするんだろう? どこにも書いてありません。近くの人に聞くと無料とのこと。その上お菓子までもらえました。ギンビスどうぶつビスケットです。50円の入場料の元は取った感じ。
場内はやっぱり殺伐とした感じです。女性は見ましたが、最後まで子供の姿は見ませんでした。わが家の子供も状況を察したらしくいつになく静かでした。時々、一見怖そうなおじさんが愛想笑いを投げかけてくれてましたが慣れないせいか逆に怖いです(すみません)。
場内の人口密度は結構濃くてすぐ隣に人がいます。でも、みんな一人一人が新聞やモニタを見ていて会話がありません。府中競馬場ならもう少し和気あいあいしてるのかもしれませんね。
レースが始まると多くの人がフェンスの所まで集まって来ました。私もその中で観戦です。
モータースポーツなどとは違ってレース自体はとても静かです。うるさいのは観客です。レース中の選手に向かって声をかけます。でも声援とは少し違う感じです。「○○(選手の名前)、ゆっくり行けよ、ゆっくり」で、思い通りの結果にならないと「○○、だからゆっくり行けって言ったじゃねえか!」もう完全な罵声です。間違いなく選手には聞こえています。選手は大変だと思います。
てな感じで競輪デビューを果たしました。本当はもうちょっと色々書こうと思ってましたが、最近夜遅いのでこの辺で終わりにしておきます。特に「落ち」もありません。後日、別館のほうで少し続きを書こうと思ってます。
おすすめのレースは、毎年年末開催されるケイリングランプリ。各G1の優勝者等が出走するレースで、前日発売されるスポーツ新聞には出走表が。それを手に深夜まで予想。
当日の競輪場は、人・人・人だらけ。お祭りのような活気ですよ。グランプリはその日の最終レース。選手を映す多くのテレビカメラマンが、周回を行く選手を追いかけ、たくさんのテレビカメラが、流れるように向きを変える(そんなところ見てないで、レース見ろよ。一人ツッコミ(汗))。壮観です。
今年あたりから行ってみようかな。
競馬とは空気の違うこの世界。当局はこちらのほうがこのみです。ちなみに当局、罵声は飛ばしませんから(笑)