とあるパトロール組織つながりで警視庁振り込め詐欺被害防止アドバイザーになりました。
「オレオレ詐欺」と言う言葉が「振り込め詐欺」と言う言葉に変わったあたりからマスコミでの取り上げられ方も少なくなり、この手の詐欺事件そのものも減っているような気がしていました。でも、これは大きな間違いのようです。今でも、多くの被害が発生しています。
平成20年9月30日付けの産経新聞の記事によると、警視庁振り込め詐欺対策室の安藤隆春次長の言葉として「毎日60人以上、額にして1億円近い被害が出ており、犯罪としては極めて深刻な状況にある」とあります。報道される機会が減っただけのようです。
多くが高齢者を狙ったものである点が許せません。このような電話がかかってきたと言う話は良く聞く話です。我が家の実家にもありました。おそらく、学生時代の名簿等に基づいて片っ端から電話をしているのでしょう。
決して他人事ではありません。被害者予備軍の親を持つ世代として同世代の人に言えることは、一言自分の親と話し合っておくだけでかなりの被害が減らせるのではないかと言うことです。これは今すぐできます。
いろいろなつながりから被害を減らしてまいりましょう。