梅小路蒸気機関車館

 「坂本龍馬の墓 (京都霊山護國神社)」の続きです。

 ここも京都で訪れてみたかった場所のひとつです。梅小路蒸気機関車館です。扇形の車庫に蒸気機関車が格納されるスタイルは、きかんしゃトーマスの世界そのものです。鉄道マニアの方々でなくても子供であれば大喜びしそうです。

梅小路蒸気機関車館の資料展示館の中

 ところが、旧二条駅舎を再現したと言う資料展示館に入るとガラーンとしていました。あれ、予想に反して人気無いのかなと思っていたら、アナウンスが流れてきました。「最終のスチーム号が帰ってきます・・・」

 敷地内を蒸気機関車が走っていて、みんなそれに乗るために出払っていたようです。ちなみに上の写真は帰り際に撮影したものなので少しばかり人が写ってます。

転車台で回転中のスチーム台

 敷地内を走っている蒸気機関車スチーム号は、最終運転の後この転車台でぐるっと回転する姿を披露してくれます。タイミングよくこれをみられたのはラッキーでした。ここで向きを変えた蒸気機関車は明日に向けて給水や石炭の積み込みを行うようです。汽笛のサービスがありましたが、味わいのある良い音でした。すぐ真横で聞いていた人はその音の大きさにぶっ飛んでましたが。

きっともう動かない機関車

 車庫の中には機関車が並んでいました。機関車の前に杭のようなものがあるところをみると、これらはもう既に動かない(動かせない)機関車なんでしょうね。さみしい気もしますが、考えてみれば既に現役ではない機関車がこんなに多く展示されていること自体が驚きです。京都に行ったらぜひ見に行ってもらいたい場所です。

 京都では京都っぽいお寺巡りもしましたが、何も書けそうに無いので次回は大阪に飛んでみようと思います。