マクドナルドのかざすクーポン

 最近、時々目にするマクドナルドのかざすクーポン。気になるので使ってみました。

 おサイフケータイ、つまりFelica内蔵のケータイで使用できるクーポンで、事前にアプリ上で使用するクーポンを選んでおいて店頭で読取装置に読み取らせることで注文を行うシステムです。よく考えられていると思います。

 ケータイにアプリをダウンロードしたものの、はたしてどこで使うことができるのか、それが疑問でした。だって、マクドナルドのホームページを見ると使用できる店舗として東京は大崎ニューシティ店を除く23区内のみとなっていて、それ以外は順次展開中としか書かれていないので・・・。仕方が無いので近所のお店3軒ほどに電話して聞いてみました。すると、意外にもどこもあっさり「使えますよ」とのこと。あれ、使えるじゃん。ならば、店舗紹介のページに載せておいてくれるとうれしいなぁと思います(ちなみに、マクドナルドのサイトでは「店舗検索」ではなく「レストラン情報」です)。だって、事前に注文を確定しておけるのがかざすクーポンの強みなのですから、店舗に行ってからわかったんじゃ遅いんです。

 「初かざす」は、武蔵村山イオンモール内のマクドナルド。カウンター越しに「かざすクーポン使います」と言ったら「どうぞ」と読取装置を示されました。もうちょっと動揺してくれないかなと期待してたんですが・・・残念です。ちなみに、QUICPayを使う場合、私がそのお店で始めてのQUICPayを使う人だなって感じることがよくあります。ケータイを装置にかざすとレジ上には注文内容が表示されるようで、セットメニューの場合は飲み物を聞かれたりして注文完了です。クーポンを使わないものは別途口頭で注文です。

 しばらく前からマクドナルドの店頭でiDの読取装置を目にはしていましたが、あれにかざすクーポンもかざします。支払いはiDのほかEdyにも対応との話を聞いていたので、てっきりEdyもここで支払えるのかと思っていましたが、今日のお店はまだEdy支払いには対応していないそうです。せっかくなら早いところ、支払いもケータイで簡単に済ませたいところです。

 かざすクーポンの割引率ですが、紙クーポンと比べるとほぼ全部10円安です。ケータイからマクドナルドと通信してクーポン情報を取得することにかかるパケット代を考えるとおそらく赤字じゃないかなとも思います。でも、注文する側としてもカウンターでまごまごしないで済む点は利点なので、まあ今後も使ってみてもいいのかなと思っています。