久しぶりに釣りに出かけてきました。GW(ゴールデンウィーク)は混むとのことでしたが、場所は、奥多摩の大丹波川国際ます釣場です。青梅線の御嶽駅の一つ先川井駅から少し上った所にあります。
入漁料は一人3,150円で釣り放題です。少し高くも感じますが、釣る人だけ支払えば良いです。河原でBBQを楽しむこともできるので、そう考えるとそれほど高くもありません。釣り竿は300円で貸してくれます。だから手ぶらでもOK。ホームページから貸し竿サービス券を印刷して持っていけばこの釣り竿代は無料になります。エサはイクラが500円で、ブドウ虫が600円でした。ブドウ虫のほうが食い付きが良かった気がします。
朝7時オープンということで7時30分頃に現地に到着しました。この時点で既に河原には人がいっぱいです。上の写真は10時30分頃のものですが、7時30分でもそれほど変わりません。釣りする人はみんな早起きです。
さっそく釣り糸を垂らしてみますが、さっぱり釣れません。前後左右を見ていても釣れている人はかなりの少数です。「このままじゃヤバイ」と思っていたら少し弱ったマスが岸辺のほうにフラフラと泳いで来ました。これを逃してなるものかと手づかみゲット。これでボウズ回避です(あれ、無線の世界でもよく使う言葉・・・)。
しばらくすると放送が流れてきました。「お待たせしましたまもなく9時の放流の時間です・・・」そう、定期的にマスを放流してくれるのです。9時の次は13時だそうです。
係の方がバケツに入ったマスを放流してくれると突然釣れるようになりました。かなり入れ食いに近く、マグロの一本釣りに近い感じ。時間との戦いです。こんな時に困ってしまったのが、ハリを奥まで呑み込んでしまうやつです。ハリにかえしはないものの、指を口の奥に突っ込んでもなかなか取れません。ここでの時間ロスはかなり痛いです。そんな時はかわいそうですが、後でちゃんと食べることを約束してエラと口のあたりを割いてハリを取り出しました。釣りなので手が生臭くなるのは当然ですが、気がつくと血みどろになって釣りしていました。
ある程度釣れるとまた釣れなくなりました。川を見ると泳いでいる魚は見えますがエサに食いつこうとしません。警戒心の強いやつだけが残っているのか、お腹がいっぱいのやつが残っているのか。周りを見ると、BBQを予定していた人たちはここで小休止してBBQを始めていました。13時からの戦いに備えて腹ごしらえでしょう。
元々お昼からは雨という予報もあり、我がグループにはBBQの予定はありません。13時の戦いには参加せずに11時過ぎに撤収と相成りました。
釣り竿2本で14匹ゲットです。かなり釣れたと思っています。中にはイワナ(?)も混ざっています。これは放流されたものではなく天然? でも、こんな所にいるのかな・・・。
帰り際には内臓を無料で取り除いてもくれます。手際よくさっさと処理されました。生き物が食材に変化するのは一瞬でした。
有料で箱や氷も用意してくれます。だから、手ぶらで行って遊んで食材を持ち帰るといったことも可能です。お昼前に撤収していたのは私たちくらいのように見えました。みなさん、BBQをしながらゆっくり1日過されるのでしょう。ぜひ、もう一度行きたくなりました。次回はBBQしながら午前と午後の放流を戦いたいと思います。
本当に申し訳ございませんでした(笑)