数か月前からですが、西武池袋線秋津駅のホーム端の街灯が青くなりました。きっと飛び込み自殺の防止でしょう。
もともと英国グラスゴーのブキャナン通りという場所で景観目的で街灯を青色にした話に基づきます。これを実施したところ、なぜか犯罪率が低下したのだそうです。青色は鎮静作用があるとかで衝動的な犯罪を抑制したとの推論がなされていますが、真実はわかりません。この秋津駅のブルーライトは、同じ作用で自殺も思いとどめることができるのだろうという考えだと思います。京浜急行の弘明寺駅では、この青色が自殺防止に劇的な効果があったそうです。
グラスゴーではどんな風にとらえられているのでしょう。気になったので少しウェブ検索してみたんですが、これがヒットしないんです。日本ではこんなに普及しはじめているのに・・・。日本への紹介はテレビだったらしいので、ある程度誇張されて紹介されたんじゃないかと少しうがった見方もしてしまいます。でもまあ、理由はともかく犯罪も自殺も減るのであれば街灯を青色に変える理由はあるかと思います。
前からくる人や無灯火自転車が全く見えません。
見えないのだから犯罪だって減るでしょう。
そもそも日本人は人類で最も「明るい照明」を好む民族です。夜になれば薄暗い照明で生活している欧米人とは違うのです。
人通りが滅多にないようなところなら実害が無いのかもしれませんが、対向者・自転車が見えないので人通りが途切れないような道路では恐ろしさしかありません。