シルバーウィークに長野県小諸市にある車坂峠周辺のハイキングに行きました。免許のいらない無線のイベントで高い所に行くのが目的でしたが、結果的にはかなり歩くことになりました。
目的の無線では和歌山県と交信できたりして十分楽しむことができました。そちらについてはこちらのページにまとめてあります。ご興味があればどうぞ。
秋の山登りシーズンです。車坂峠の駐車場は混むとのことでしたので、朝6時少しに現地入りしました。でも、上の写真の通り駐車場には既に予想以上の車がとまっていました。
車坂峠は既に2000メートル近い標高があるため冒頭の写真のような眺望が楽しめます。
ここには高峰高原ホテルと呼ばれるホテルがあります。だから気軽に夜の高所体験も可能です。一度泊まってみたいものです。
まずは当初の目的通り、高峰山へ行きました。30分ほどで登れる場所のためか、空荷で山登りとはかけ離れた格好で登って来る人が結構いました。高峰高原ホテルの宿泊者でしょうか。
ここまで来ると眺望は車坂峠よりさらに良くなり北方面も見渡せるようになります。
山頂は大きな岩がゴロゴロしていています。浅間山の噴火で飛んで来た岩なのでしょう。そのうちの一つは御神体になっているので登ったりしないよう、注意が必要です。
本当はここでゆっくり無線を楽しむ予定でいましたが、無線の飛びの点でどうしても納得いかない点があり、一旦下山。黒斑山方面に行ってみることにしました。
上の写真は11時少し前の車坂峠駐車場の様子です。高峰山から下りてきたら既にいっぱいです。
黒斑山のほうは表コースと中コースというものがあります。表コースは途中に若干のアップダウンがあるものの展望の良いコースです。中コースは終始森の中ですが、アップだけで登ることができます。
今回は表コースをチョイス。ご覧の通り、小石がいっぱいの場所が所々にあります。ザレ場っていうのでしょうか。滑りやすいので注意が必要です。
少し登ったところで振り返ると、さきほどまでいた高峰山が見えました。この時点で既に高峰山の標高は超えているようです。
さらに登ると浅間山の前掛山が見えてきました。私にとってこの山は長野県のイメージそのものです。小さいころから長野県上田市にいる祖父母のところによく遊びに来ましたが、電車でも車でもこの山が見えると長野県に入った気分になったものです。こんなに近くで見られるとは幸せです。登ることもできるようです。機会があれば登ってみたい山です。
トーミの頭と呼ばれる黒斑山のすぐお隣のピークに登る途中、振り返るとこんな感じです。このあたりは浅間山の外輪山なので、ルートから外れればカルデラ部分にまっさかさまみたいです。写真で見ると道幅が狭いように見えますが、普通に歩いている分には何ら危険はありません。
トーミの頭に到着。黒斑山は目の前ですが、よく考えたら今日は山歩き目的ではなく無線目的でした。目の前に黒斑山があるのだから行ってみたいと言う気持ちも強くありましたが、無線をする時間を考えて今日はここまで。マロリーの「そこに山があるから」の気持ちが少しわかったようなわからないような・・・(笑)。
帰りは中コースを使って一気に下山。15時過ぎに降りてきたら駐車場には空きができていました。
久しぶりに山歩きっぽいことをしました。気分がリフレッシュされました。時間が許せばまた歩きたいと思ってます。