以前「石神井公園駅の線路の上を歩けるらしい」で書いたイベントに行ってきました。
2月7日から使用が開始される西武池袋線石神井公園駅上り線の高架ホームの施設見学会です。
単にホームに上がれるだけなら行く気にはならないのですが、線路も歩けるというのでノコノコと出かけてきました。お昼少し過ぎに到着しましたが、現場に入るのに少しだけ列、その後ホームに上がるのに列、最後は線路に下りるのに長い列と、結構にぎわっていました。
高架ホームといえば展望が気になります。北側はビルの合間から少し遠くが見渡せます。
南側もビルに囲まれてはいるものの、新宿方面のビルはよく見えました。
ホームの途中には富士山のビューポイントがありました。この日は確認できませんでしたが、ビルとビルと間に富士山が拝めるそうです。この、いつ見えなくなるかもしれない危うい富士山展望が、都内にいることを感じさせてくれます。ちなみに、電車が池袋方面に発車すると高架上からは富士山が見られます。
ホームの端から端まで並んだ後で線路に下りることができました。ヘルメットは貸してくれます。
昔、田舎の電車では線路を歩いたことがありますが、こんな高架の線路を歩くのは初めてです。
下りてみてまず感じたのはホームは意外と高い所にあるという点。身長171cmの私の肩とほぼ同じ高さです。落ちたら腕の力がないと自力では這い上がれないかもしれません。
そんな時は焦って無理に上がろうとせず、ホームの下に逃げ込みましょう。ここも予想していたより広かったです。ここならば電車が入ってきても安全だということを身をもって実感しました。
ホームの中心には「停車場中心」という案内がありました。果たしてこの案内は誰が見るんだろう? という疑問はいつまでも残るものの、「ホーム」ではなく「停車場」という用語を最新の駅でも使用している辺りに歴史的な意味合いが想像できます。
線路上をホームの端まで歩いたところで、線路の下に敷き詰められている砂利の種類が変わったことを発見。車両が長時間停車する可能性がある場所は細かい砂利を使わないといけない何かがあるんでしょうかね。
見学会への入場は14時30分まででしたが、14時頃にはさらに列が延びていました。きっと、西武鉄道もここまで人が来るとは思ってなかったんではないでしょうか。アンケートでもらえるはずの記念品は品切れになってましたし・・・。電車が好きな人たちが多いかと思いきや、家族連れが多かった気がします。私も含め、レジャー代わりの見学会なんでしょう。
良い経験をさせていただきました。