都会の中の深川不動尊と富岡八幡宮

　最近、門前仲町のあたりを徘徊することが多いのですが、その名の由来になった場所へ行ったことがありませんでした。

　深川不動尊と富岡八幡宮です。行って来ました。

　小さな個人商店のお店が軒を連ね、ただでさえ良い雰囲気の漂う場所ですが、境内はさらに別格でした。

　でも、周りの変化までを抑制する力は当然ありません。深川不動尊本堂の後ろには首都高9号深川線が威圧感をもって存在していました。

　富岡八幡宮の鳥居からは大きなビルの姿が目に飛び込んで来ました。

　開発を否定する気は毛頭ありません。いつまでも周りに流されない信仰の場所であって欲しいと思うだけです。

　ちなみに、富岡八幡宮ですが、今年の節分にはみのもんたさんが豆まきにいらっしゃるようです。

Comments

[1. とうきょうＡＫ２５２]

関東大震災と戦災、戦後の高度成長で、江戸を偲ばせる佇まいは壊滅状態ですので、是非とも残しておきたい、江戸情緒ですね。

欧州と比較するのは酷かもしれませんが、古い建築物を残そうという気質が、日本人は欧州人と比べてそれ程強くないように思います。もちろん寺院等歴史的価値ある建築物は残している事実は存じてますが、古い街並みをそっくり残すことに関しては、あまり注意を払ってこなかったように思います。

生活上の不便を克服して、古色蒼然の街並みを残すことは容易ならざることと思われますが・・・。

[2. Toba]

とうきょうＡＫ２５２さん

そうですね、街並みを残すというのはそこに住む人全員にそれを強制することになりますから、本当に価値観を共有できないと難しいのかもしれませんね。

日本には地震があって建物は壊れる前提が根付いているってのも理由の一つかなと思いますし、日本の家は何年か経つと無価値になってしまうのも一因かもしれませんね。