こちらの続きです。深谷の常磐ハワイアンセンター・・・じゃなくて、パティオを後にしたあとは、すぐ近くの「わんぱくランド」へ行ってみました。
ところが、到着してみて駐車場から見るわんぱくランドは不思議な建物だけ(写真の通り)。窓にわんぱくランドと書かれていなければここがわんぱくランドとはわかりません。
中に入るとこんな感じ。どうしてこんな所に階段があるんだろうという所に階段があったり、明らかに無駄と思えるスペースがあったり。
ランド内の一番外回りは変わり種自転車と呼ばれる自転車レンタルの周回コース、そしてその内側がバッテリーカーの周回コースになっています。さらにその中のスペースには、土台と上もの(遊具)がどう考えてもアンマッチな感じで並んでいました。
ただ、その違和感も、このわんぱくランドの生い立ちを知ると納得します。実はここは深谷市の市民プールだったのだそうです。昭和48年(1973年)から平成7年(1995年)まではプールとして親しまれ、平成9年(1997年)にわんぱくランドとして生まれ変わったのでした。
更衣室だったのであろう冒頭の建物の中にはプール時代の写真が飾られています。それを見ると、現在、自転車やバッテリーカーの周回コースになっているところは流れるプールだったようです。今となっては意味不明な階段はその流れるプールを渡って内側のプールに行くための道だったのでしょう。
こちらのグラススライダーもプールのスライダーの名残りですね。確か50円で30分間滑り放題だったような・・・。
冒頭の建物には深谷市のシルバー人材センターの事務所が入っています。わんぱくランド内で働いている方から思うに、このわんぱくランドはシルバー人材センターが運営しているのではないかと思います。各種遊具の子供料金は50円か100円だったかと思いますので、採算は度外視です。
グラススライダーの横にあるローラーすべり台は無料でした。駐車場も入場料も無料です。公園以上遊園地未満の家計にやさしい場所だと思います。