かれこれ30年近く前の話になってしまうようですが、通っていた中学校の近くに気になる看板がありました。それは、「オリムピック釣具株式会社協力工場」と書かれたものでした。特に釣りに凝っていたわけではありませんが、当時の中学生並みに釣具を持っていた一人としては、すぐ近くでオリムピックの釣具が作られているという事実には誇らしい気持ちを抱いていました。
その工場がいつまで稼働していたのかわかりませんが、今でも看板が残っていたのにはびっくりしました。錆び錆びになった看板には「オリムピック釣具株式会社協力工場 吉田釣具製作所」と書かれています。
当時は壁で囲まれていたため工場の中を覗くことはできませんでしたが、最近、その隣地の再開発に伴って中が見られるようになりました。どうして、このままの形で残されているのかわかりませんが、懐かしい雰囲気を漂わせていることだけは確かです。
最近の釣具はどこで作られているのでしょうね。
ヨコで工事始まったら中の廃墟みたいなのが
見えるようになって何となく気になってます。