今年の3月にオープンし気になっていた石神井公園ふるさと文化館へ行ってきました。昨日のお札に続き、昭和な香りを楽しんできました。
ふるさと文化館は石神井池のすぐ近くにあります。パンフレットによると、石神井公園駅から徒歩15分、上井草駅から徒歩20分です。開放的なおしゃれな建物が輝いていました。
建物の中には色々なコーナーがあります。今回触れるのは2階にある常設展示についてです。無料ながら楽しい展示があって私のお勧めです。
入口はご覧の通り、この手の展示ではよくある雰囲気です。練馬区なので、やっぱり大根から始まります。かなり多くの沢庵業者があったようです。それらのラベルを興味深く見ました。
その後もしばらくこの手のよくある系の展示が続くのですが、途中から変わります。
懐かしい昭和の風景です。
たばこ屋には「オリンピアス入荷」なんて案内がありました。東京オリンピックの寄付金付きのタバコだったようです。店頭の赤電話も今となっては懐かしい一品です。中華そばは50円。ダイハツミゼットの荷台には剣菱の木箱がありました。昔の家の中を再現したものの中には、太陽の塔の記念品が並べられていました。その隣には「スモカ」の缶。
のんびりした気分になれます。今の子供たちがこういうセットを見てどう感じるのか気になるところです。
展示物としてはこれらの他、武蔵野鉄道の歴史に関するもの、アニメーションに関するものなどがありました。多すぎず少なすぎずで無料というのがうれしいです。石神井池に遊びに行ったらぜひ立ち寄りたい施設です。
でも、地方の方へ出かけると昔の雰囲気が残っているところもあるので、案外若い世代でも懐かしいと思う人が多いのかもしれません。
育った環境で大きく違ってくるのでしょうね。