のらくろ館入口

 江戸資料館の後は、のらくろ館という所に足を運びました。

 江東区の森下文化センターの1Fの一角にあるものです。のらくろの作者、田河水泡さんが江東区にいらしたことに由来する資料館です。

 入口ではのらくろが出迎えてくれます。本名は「野良犬黒吉」だそうです。知らなかった・・・。

のらくろ館館内

 無料で入れる資料館です。読み物の展示が多いです。のらくろが好きな人は楽しめるかと思います。

 田河水泡のお名前について。本名の「高見澤」をローマ字にして「TAKAMIZ AWA」と読ませたかったそうです、本当は。ところが、みんなが「たがわ すいほう」と読むので最後は本人もそれでいいや、となってしまったそうです。

のらくロード

 のらくろ館がある道路は「のらくロード」という懐かしのアーケード商店街でした。のらくろ一色に染まっています。のらくろせんべいの他、のらくろグッズが売られていました。これだけ息の長いキャラクターを今でも盛り上げている商店街の皆さんには脱帽です。

 ところで、一番最初で書こうと思って思いとどまったことがありました。「のらくろガム」です。のらくろと言って私が真っ先に思い出すのは「のらくろガム」です、と書こうとしていました。ただ、ふと、あのガムの包装を思い出してみたら、あそこに書かれているのはのらくろじゃないんです。フィリックスなんです。あれを誰が「のらくろガム」呼び始めたのか調べてみたくなりました。