郵便局から連絡がありました。海外に送った荷物が送れないとのこと。返って来てしまいました。
聞くと、内容物にcameraと書いたところでチェックが入ったとか。よくよく聞くと、リチウムイオン電池は海外には送れないのだそうです。
今や充電池の主役のようなリチウムイオン電池ですが、なんと国際運送上の危険物になってしまうのです。
ケータイの電池として、ゲーム機の電池として所有者とともに飛行機に乗って世界中を飛び回っている現実があるのに、どうして?
少々納得が行かないので調べてみたところ、この規定はIATAとかいう国際航空運送協会なる組織で定められた基準によるものでした。ただ、それを読む限り、リチウムイオン電池の容量によって送れるものと送れないものがあるように読めます。カメラに使われている程度のものであれば問題なく送れるはず。
この点を確認すべく郵便局に電話してみたところ、リチウムイオン電池は容量に関係なく海外には送れないとの切ない回答。ならば、クロネコヤマトか? こちらにも電話してみました。答えは郵便局と同じ。リチウムイオン電池は一切受け付けないそうです。他にも国際配送の会社はありますが、配送料が高そうなのでパス。
かくして、日本から海外にリチウムイオン電池やそれを使った製品の配送は事実上できないのが現実、という結論に至りました。
何か解せないなーと思うのは私だけ?
いつも楽しく拝見しています。
リチウムイオン電池問題ですが、本来、荷物引き受け時に係の者が中身を聞かなければいけませんよね。アルコールなども度数によっては送れないようです。国内の荷物も(航空搭載地域は)同様の様ですよ。これらは皆、テロの対策なのでしょうか?