いつかはやるかなと思っていましたが、とうとうはまってしまいました。まさにETC袋小路。
場所は東北自動車道の浦和料金所。本線の先に見えるETCレーンを使えばよいものの、この日に限りなぜか一番遠いETCレーンまで遠回りしたのでした。正直なところ、少しくらいの列なら本線上のETCレーンに並んだ方が早いように思います。バーが下りないうちに連続通過できるのは大きなアドバンテージです。
ところが行っちゃったんですね、一番遠く。まあ、普通に抜けられれば若干は早く本線に戻れるかもしれないタイミングでありました。しかし、突如として事態は激変です。ゲートに頭を入れる直前で「ETC」と書かれた案内板がくるっと回ったかと思うと「閉鎖中」の赤文字へ。2つあったETCレーンが2つとも閉鎖中になったものだからもうどうしようもありません。そのままゲートイン。ETCの機械はピっとなって料金支払いは済んだようです。
レーンを閉鎖中にしてしまったのは私の前の車でした。運転手が出てきて事務所に電話して何やら話しています。料金表示の掲示板には「バック禁止」の文字。後ろの車はスペースを開けてくれパッシングして下がって来いと言ってますが、こちとらピってETCが鳴ってるので、これで別のレーンに移っても通過できないでしょうし。
もう待つしかないなと観念したら、前の車が突然ハザードランプをつけました。おそらく、事務所の方からの指示でしょう。もう真後ろに私が止まっているんだからいまさらなんですけど・・・。
その後、しばらく待ちましたよ。ヘルメットをかぶってニンジンをもったおじさんがやってきました。前の車の所に行く前に私にも一礼。こういう場合、文句を言うのは私の立場にいる人なんでしょうね。早く、バーを上げて前の車をどかしてほしいのに何やらやってます。マニュアル通りなのか。
その後、バーを上げ、前の車はバーの右先に車を止めて進路クリアと相成りました。こちら、アクセルフルスロットル(キャブレータじゃないですが)で本線に消えて行きました。。正味5分くらいだったのかもしれませんが、気分的には30分くらいロスした気分でした。
誰でも間違いはあるので前の車の方を責める気はまったくないのですが、そうなってしまった時の対応がもう少しシステマチックに軽やかにできないものかと思うものであります。