以前、こちらのページに掲載した武蔵野電車(現西武鉄道)のビラにあった村山貯水池の大噴泉というのが気になっており、見に行ってきました。その昔は狭山富士とともに観光の目玉だったようです。そりゃそうです。上昇八十尺(約24m)とありますから、かなり高く吹きあがる噴泉だったようです。
村山上貯水池の取水塔から取水された水が下貯水池に流れ込むのがこのあたりです。
上貯水池とした貯水池の間にある道路わきから下りて行きました。東京都水道局の敷地を示すフェンスがあったので近づくと・・・テニスコートでした。その昔は、水道局の人が使っていたのでしょうか。今は使われている形跡はありませんでした。
そして、その奥が1枚目の写真のポイントでした。上から流れ込んできた水の影響でしょうか、水面はブクブクしていました。ここが吹きあがるのであれば見た目も素敵なのですが、そうではないようです。
陸側はフェンスの先にさらに柵がある敷地がありました。どうやら、ここが大噴泉の舞台のようです。上貯水池から下貯水池に流れ込む水の圧力の関係でその調整用だという穴があるのですが、ここが吹きあがるらしいです。今は吹きあがらないのでしょうね。
アップするとこんな感じです。水の流れ方によるのか、ゴゴーン、ゴゴーンと不気味な音が聞こえていました。ただ、吹きあがることはなく、時々吹きこぼれる程度。ここに多くの人が集まって大噴泉を楽しんだ昭和初期(?)の光景をイメージしようと思いましたが、あまりに何も無い森の中で、途中で断念しました。
動画も撮ってきました。もう少しだけでも吹きあがってくれると見ごたえあるんですが・・・。
動画を見ましたが、確かにもう少し勢いあれば
今でも観客を呼ぶことができるのかも・・・
堤防付近しか行くことがありませんが、秘密の
場所が他にもある気がしました。