都庁へ行ったついでに気になっていた「拉致被害者救出運動 写真パネル展」を見てまいりました。南展望室フロアで12月9日から1週間ほど行われていたものです。
風化させてはいけない大問題であることと、当事者の方々に取ってはまさに現在も継続中のテロであることを改めて認識した次第です。語弊を恐れず言えば、一度きりのテロよりも悪質。拉致された家族がすぐそばにいるのに、助け出すことができないのですから。国って何だろう、軍隊って何だろう、考えれば考えるほどわからなくなります。
被害者家族の方が被害者の方に呼びかける短波放送「しおかぜ」の展示もありました。マイクに語りかける気持ちは筆舌に尽くしがたいものがあるでしょう。被害者の方々に届いている事を祈るばかりです。
係の方に聞いたところ、茨城あたりから放送されているそうですが、ジャミングがひどく周波数の選定には苦労しているとのことでした。ジャミングなんて冷戦時代の遺物かと思っていましたが、今でもあるんですね・・・。
500円のカンパでしおかぜの携帯ストラップをいただいてきました。これで気分はいつでもブルーリボン。お勧めです。
1000円以上のカンパを伴って受信報告を送ることでベリカードの発行もあるそうです。詳しくはしおかぜ通信へ。慢性的な資金難に困っているそうなので、ぜひ。
しおかぜは平壌では比較的良好に受信できるようです。
うまく拉致被害者が受信してくれているといいのですが。
偵察衛星も上がったことですし、特殊部隊を潜入させて救出作戦展開する時期に来ていると思います。