今年のお正月は急遽、四万温泉へ。いつものことながら宿も前日予約です。少し心を癒してあげようと思っていたので温泉重視。源泉かけながしってのにこだわりました。宿のコスパなどを考慮して四万温泉に決定。
宿到着後、雪の舞う温泉街を少し散歩したわけですが、すぐさまその昭和な香りに魅了されました。年代によるのでしょうが、昭和な香りには強力な癒し効果があります。温泉×昭和でダブル癒し効果炸裂です。私の中では「推し泉」にリストアップされました。
スマートボール屋さんが現役の温泉地も少なくなっていることと思います。私の入ったお店にはたくさんの芸能人のサインが貼られていました。おそらくロケか何かで来るのでしょう。1台500円で玉(ビー玉の大きいやつ)を貸してくれます。台をまたいでの玉のやりとりは禁止です。「ここに入ると5、ここだと15・・・」とお店のおばちゃまが孫の手を使って解説してくれます。
懐かしいタバコ屋のたたずまいを発見。おそらくこの窓口は現役ではないのでしょうが、普通に残ってます。これで赤電話があれば完璧。
サクラカラーの看板も意図的につけたものではなさそうです。当時からそのままなのでしょう。コニカになる前ですから何年前のことでしょう・・・。
牛乳屋さんは現役かどうか・・・。
有名どころではこの積善館があります。「千と千尋の神隠し」のイメージにも使われたという話です。四万温泉には中之条の町から温泉への一本道を走ります。この途中にタイヤの摩擦音で音楽を奏でるメロディラインがあるのですが、「千と千尋の神隠し」の音楽でした。
ここ四万温泉はすぐ近くの草津温泉とは違って飲用も可能な温泉です。四万の病に効くという話ですから、きっとその中には日常の慌ただしさから来る疲れってのも入っているはず。忙しい現代人にはお勧めしたい四万温泉でした。