インクカートリッジの空気穴

 正月のことです。プリンタで年賀状の印刷中に突如としてインクのとある色が一切出なくなる事象が発生しました。自戒を込めて忘れないよう書き残しておきます。

 今回は途中でインクが無くなったためサードパーティ製のインクを使用しました。実はこれまで純正品しか使ったことが無くファーストサードパーティ(初めての社外品)でした。

 インク交換直後は順調に印刷できていたのですが、何枚か印刷した後に交換したインクがかすれて行き、最後には一切出なくなってしまいました。ヘッドのクリーニングを何度繰り返してもダメ。強力クリーニングを実施してもダメ。

 やはり社外品は危険なのだと純正品を買い直して交換しましたが、相変わらずダメ・・・。

 ところが、途方に暮れながらインクカートリッジを良く見たら、本来はフィルムをはがす時に一緒にはがれるはずの空気穴をふさぐフィルムが本体に残ったままとなっていました。この空気穴の存在を軽視していました。どんなにインクをチューチュー吸おうとしても、この空気穴がふさがれているとインクは出てこないのです。新たな発見です。また一つ利口になりました。

 もし、ヘッドのクリーニングをしてもインクが出てこない事象になったら、こういうこともあるのでチェックしてみましょう。