秋津駅には、駅ビルといって良いのか駅の建物から続く小さな商店街があります。秋津駅としては新しい建物です。これまでも何度かテナントの入れ替えはあったようです。でも、今日久しぶりに見たらビックリ。連なる4〜5軒の店舗がすべて空っぽ・・・。
この空っぽ店舗の反対側は本屋さんです。そちらは賑わっているのに、どうしてこちらはこうなのでしょう。
秋津駅はJR新秋津駅との乗換え客が多く利用しています。だから、お客の母数は多いはず。ただ、この写真の商店街の大きな欠点は、その乗換えルートから少しだけはずれていることです。ほんの少しです。歩数にしたら10歩ほど。通常の乗り換えルートからこの商店街に入るためには10歩ほどルートからずれないといけないのです。
私はこれが致命的なのかと予想しています。
その証拠に最近乗り換えルート上にできたローソンは、かなりの売上を上げているという話を聞きました。
以上を少し飛躍的にまとめると、
・消費者は普段は惰性で買い物をしている
・惰性を突破させるにはそれなりの魅力が必要
ということではないかと。・・・少し強引なまとめだとは思ってます。
そう言えば西所沢駅、駅前の旧am/pmがファミマに転換となり、駅近くのファミマが2店舗になりました。ただし、旧am/pm店舗は24時間営業ではない。
既設ファミマは、西所沢駅の南側踏切と改札をショートカットするルートからちょっとはずれています。そのショートカットルートを日常的に使っている私としては、新しいファミマができた後は24時以降を除くと、その既設ファミマほとんど使わなくなってしまいました。2店舗化で売り上げがどうなったか、一度、お店の人に聞いてみたいかも。
たかだか十数歩、たかだか数十メートル。都心部のコンビニが、交差点から見回すと3店舗くらい見えるような所に集中的に店舗を構えているのも、対面の歩道や道路一本で大いに売り上げが変わるからなんでしょうね。