ちと疲れがたまったのでリフレッシュが必要です。大きなお風呂にでも行こうかと思いました。でも、いつものスーパー銭湯じゃおもしろくないです。近所の銭湯に行ってきました。清瀬市の伸光湯です。
こちらで書いたように、廃材の中に「さいたま花と緑の祭典」のために書かれた壁画を見つけ、市に寄贈した銭湯です。湯船の背景画の富士山の下にアトムの絵があったのはこれと関係があるのかもしれません。
脱衣所やそこにあるロッカーなどは木製です。木のぬくもりを感じました。かなり古いソファなどからは昭和の香りが漂います。斉藤かずさんという演歌歌手のポスターもベストマッチ。20円入れると一定期間温風の出るドライヤーも初めて見ました。
銭湯というと熱いお湯という思いがあります。伸光湯の湯船にあった温度計によると44度でした。確かに少しピリピリ感がありました。でも、昔入った銭湯ほどの熱さは無いような。
昔と言えば銭湯に行くのは20年ぶりぐらいかも。学生時代に風呂なしアパートの友達の家に行った時に行ったのが最後だと思います。あの当時でも銭湯はノスタルジーが漂う場所でした。あれからさらに時代は巡りました。もしかしたら銭湯は単なるノスタルジーを楽しむ場所からまた時代が必要とする場所になってきたようにも感じました。
銭湯お遍路というのがあるそうです。26浴場達成と、88すべて達成しての「銭湯お遍路達成」が認定されます。そのどちらでも「東京都公衆浴場組合のホームページにお名前を発表し、その功績を永久に讃え」てくれるそうです。この「功績を永久に讃える」という一文に魅力を感じました。
挑戦してみようと思います。
幼児の足では歩いて15分くらいだったので、冬は湯冷めしないようにセーターやら半纏やらずいぶんと着込んで通ったのだと思います。
脱衣場のテレビでナイターやキックボクシングが流れていたのを思い出します。
電気風呂に入れるようになったときは、少し大人になった気がしました。
二十歳前後にも横浜と名古屋でそれぞれ風呂無しアパート住まいだったので通っていましたが、その後は行っておりません。
今でもきっと懐かしく当時の記憶を思い出させてくれるんでしょうね。
銭湯お遍路、ぜひとも達成してくださいませ。