観光するつもりはなかったのですが、一日ホテルの中にいるのも退屈なので、知春電子城という店へ行ってみました。中関村と呼ばれる文教エリアにはこの電子城と呼ばれる秋葉原のようなお店がたくさんあります。今の秋葉原同様、こちらの電子城もパソコン関連のお店がメインのようです。ただ、パソコンには興味はありません。どうせなら、昔のラジオストアやラジオデパートのような場所が良いです。ということで、選んだのがここ知春電子城でした。
ご覧の通り、まさに望んでいたお店でした。地下鉄の4号線と10号線が交わる海淀黄庄駅の目の前にあります。
半導体だけを扱っているお店、トランスだけを扱っているお店、ケーブルだけを扱っているお店、ケースだけを扱っているお店、とまさに秋葉原です。
今回は行くと決めてから日本の友人に連絡を取り、何か日本では手に入りにくくなったものを見つけて来るという密約を帯びていました。2SC1923というトランジスタを見つけて来るというものです。
自分でトランジスタを買うなんて30年ぶりくらいです。紙に「2SC1923」と書いてお店の人に見せる作戦を取りました。「没有(ありません)」という答えが続く中、7軒目ぐらいで扱っているお店を見つけることができました。50個買うと言ったらうれしそうでしたが、今思えば高値をつかまされたかな。
水晶を扱っているお店も何軒かあったので、今度は日本では廃業が続いている水晶を探す密約を帯びて来ようかなと思っています。そういえば、真空管を扱っているお店は見かけませんでした。きっと、真空管を使った民生品なんてないのでしょうね。
まったく連中は日本人と見るとふっかけてきますからね・・・。
日本語わからないからガンガン日本語でまくしたててやりましょう!! 「もっとマケろよデブ!!」「おいハゲその端数なんとかしろよ!!」などと好き放題言ってやりましょう。
いいストレス解消になります。かなりスッキリしますよ。当局がモスクワでボストークやコマンダルスキーの腕時計買ったときはボロクソ言っちゃいましたねd(^_^)。