栃木県は烏山にあるどうくつ酒蔵なる場所へ行ってみました。喜連川に行った際にたまたま見つけたリーフレットです。終戦末期に戦車の部品工場を作るために掘った洞窟です。この手の案内はなぜか「たまたま」見つける機会が高いです。
学生も動員して掘られた穴のようです。長野県の松代に大本営を移そうとしていた話は有名ですし、これまでも吉見の百穴で同様の軍需工場用の洞窟を見てきました。ここも同じです。
洞窟の目の前まで車で行けます。そこからは洞窟を酒蔵庫として使用している島崎酒造の方の案内で洞窟内を見学できます。
夏なのに中は涼しいです。年間通して平均10度ほどを保てるそうです。この日の気温は15度ほど。外は30度以上ですから、かなり涼しく感じました。
島崎酒造さんはこの洞窟を日本酒の熟成用に借用しているようです。これ以外にも音楽コンサートが開かれたりもするそうです。面白い音響効果が得られそうです。
こちらは、洞窟から車で5分ほどの島崎酒造さん。洞窟内でもここでも試飲が可能です。
私は電車だったので、現場までは島崎酒造さんの車に乗せていただきました。
見学後お店に戻りましたが、運転はしないので試飲三昧で、酔っ払っちゃいました。
お店で販売していたチーズ(酒粕の?)がおいしかったですね。
いろいろ説明を聞きましたが、新聞紙にくるんで光を当てず、冷蔵庫の野菜室の奥に保存しておくと熟成して美味しくなるとのことでした。
それには高いお酒よりも安いお酒の方が向いているそうです。
もちろん、我が家の冷蔵庫にもしっかり保存してあります。