日立市の河原子海岸へ海水浴へ出かけました。写真に写る烏帽子岩が有名な歴史ある海水浴場です。今回同行した父は70年ぶりの河原子海岸です。70年前の昭和16年頃に、父親(つまり私の祖父)に連れられて来たことがあります。そんな思い出探しの訪問でもありました。
こちらは、河原子海岸の北側の海水浴エリアです。沖合にテトラポットが設置されているので、波が若干穏やかになります。行ったのは8月15日ですからシーズンも終盤とはいえ空いてます。江の島あたりの海水浴場と比べると、かなり恵まれています。
こちらは遊泳禁止のサーフィンエリア。テトラが無い分、波の勢いも違います。
どうやら、70年前はこの烏帽子岩から上に伸びる道沿いにお土産物屋や宿屋が並んでいたようです。
良く見ると、かなり古い建物も残っていました。
70年前の話をすると、当時を知っている方は結構いらっしゃいました。口を揃えて言うのは「昔は良かった」まあ、歳をとるとどなたもそういうことを言うのではありますが、ここ河原子の海水浴場は確かに昔の方が活気があったのは確かのようです。昭和30年代には売るために砂浜の砂が持ち出され、チリ地震津波で砂浜がえぐられ、昨年の東日本大震災の津波でも砂浜が無くなったようです。
こちらは烏帽子岩より南側の海岸線です。空いてるのは遊泳禁止エリアだったからだと思います。
空いてて綺麗な海で、とても素敵な海水浴場でした。驚いたことに、お盆のUターンラッシュのピークを予想されていた日でしたが、15時過ぎに河原子を出て2時間少しで清瀬の自宅に帰れてしまいました。常磐道は渋滞知らずなのでしょうか。これなら、江の島の海や千葉の海に行くより、アクセスが容易です。また行ってみたくなる条件がそろった気がします。