ハトって頭良いなぁと思う場面に出くわしたのでメモ。
府中本町駅で武蔵野線の出発待ちをしていた時のこと。ドアからハトが一羽、車内に乗り込んできてしまいました。車内の床を一通り突いた後、隣のドアから降りて行きました。ハトが行き来する通路の両脇に座る乗客は皆「困ったなぁ」と思っていたところでしたが、何事もなかったかのように降りて行ったハトに一様に安堵をしたところでした。
ところが、ドアが閉まる寸前にまた乗りこんで来てしまったのです。
電車は走り出しました。乗客たちの心配をよそに、ハトは通路を行ったり来たりして食事の続きです。武蔵野線は競馬新聞を片手にビール、おつまみを持ち込む乗客が多いのです。ハトもそれを良く知っているようでした。
車内の目はみんなハトに釘付け。下手に動いてハトを刺激して車内で飛びまわられても困ります。
ところが、隣駅の北府中駅につく頃になると、そのハトはドアの前に移動しました。ドアが開くと駅から乗り込んでくるお客さんの脇を「降りま〜す」と言いたげに降りて行きました。
その華麗な動きからして無賃乗車の常習ハトでしょうか。北府中駅からは反対側の電車に乗って府中本町駅に帰っていった・・・かどうかまでは確認できませんでした。
しかも、どんな見知らぬ駅まで持って行かれても、「住処に帰るプロ」ですし(^^;)