先日のキャンプで馬鹿にされた、というか注目を浴びた30年前のヘッデン。明るいナショナルのヘッドランプです。LEDにするには特殊な回路を組まないといけないのかと思っていたら、いつの間にかそんな時代は過去のものになっていたようです。
最近は電球を変えるだけで良いとの情報をいただき、実践してみました。
色々な会社が販売しているようですが、よくわからないのでAmazonで購入です。
「長寿命」と「豆電球より光が強い!」まではよくわかるのですが、「LED豆電球より光が強い!」は理解できません。これってLED豆電球ではないのでしたっけ?
裏面を見ると、これは学校の教材のようです。そうか、最近は学校の理科の実験もLEDなんでしょうか。これじゃ、エジソンが日本の竹でフィラメントを作ったという逸話が語れなくなっちまいますね。
それはともかく、LED化は簡単です。これまでの豆電球を外して今回買ったLED球を入れるだけ。
結果、確かに明るくなりました。ただ、昭和な明るみではなくなってしまいました。まあ、これは時期に慣れるでしょう。そして、もう一つ、電球の指向性を考慮していなかったのはちょっと失敗。元々は無指向性の豆電球をベースに指向性を作る役割をしていた渦巻きレンズに対して、既に指向性のあるLED球をセットしたため光が不思議な拡散をするようになってしまいました。まあ、これも明るいから良しとしましょうか。
そして、元々入っていた豆電球ですが、気づけば既に20年以上も頑張ってもらってました。さすがにポイと捨てるわけにもいきませんので、予備役としてヘッデンの中に待機してもらうことにしました。
これでまた一つ、昭和の仮想化が完了です。