次世代WHF会場

 幕張メッセで行われている次世代ワールドホビーフェアに行ってきました。いや、子供を連れていきました。ちがう、連れて行かされました。まあ、どうでも良いです。去年の夏にも足を運んでおり、遅く行ったにもかかわらず入場まで2時間近く待たされた辛い記憶がよみがえります。

 つまり、大人にとっては忍耐力をつけるための修行と思ったほうが良いイベントです。

 ただ、単なる修行だとさすがに行く気になれないので、今年は電車ではなく車で行くことにしました。車なら道中の運転が楽しめますので。

朝7時45分の幕張メッセ駐車場

 首都高での事故渋滞により予定よりも少し遅めの7時30分頃に現地到着。公式のページを見ると幕張メッセの駐車場は朝8時からとあったので、近くの県営幕張地下駐車場に止めるつもりでいました。ところがこの地下駐車場は第一も第二も満車の表示でした。仕方がないので幕張メッセの駐車場に向かったところ、8時前ですが既にオープンしていて上の写真の通りでした。まだだいぶ余裕がありました。

朝10時くらいのスペシャルグッズ販売会場の列

 次世代ワールドホビーフェアは直接会場に入るルートと、スペシャルグッズ販売会場を経て会場に入るルートがあります。何か販売会場で買いたいものがある人は後者のルートに並びます。そして、今年の販売グッズの目玉は妖怪メダル。朝8時に列に並べましたので、販売会場経由のルートを選択です。

 9時に開場が始まったものの、写真の通り会場に入るまでには前にまだまだ恐ろしいほどの人がいます。9時30分過ぎには場内に「妖怪ウォッチ妖怪メダルゼロは間もなく売り切れます」のアナウンスが。どうやら、これはこの時間以降に販売会場の列に並ぶ人を抑止するためのものだったようですが、これからしばらくこのアナウンスを聞きながら列を待った身としては精神的に良くないものでした。

 結局、妖怪メダル販売会場に入れたのは12時。その後、メダル以外の販売会場を経て本当の会場に入れたのが13時15分。列に並び始めてから5時間かけての会場入りです。文句も言わずに待ち続ける子供たちは偉大です。そして、文句も言えずに同伴する大人たちも偉大です。

会場で買った妖怪メダル

 その後、16時の終了まで会場にいました。食事をする場所もなく、朝8時から8時間歩きっぱなし。今日行った親子の皆さん、お疲れ様でした。明日行く親子の皆さん、頑張ってください。

 これだけの人が来ると変な親子もいるものです。列で待っている間にズルズルと列の横から先に進んでいくのを何度か見ました。さすがに頭に来るので一度は身体でブロックして睨み付けましたが、善悪の判断ができない人には通じなかったようです。ちょっと気を抜いた瞬間にディフェンスラインを崩されました。係員に、「前の方に家族が先に行っているから、自分たちも横入りさせろ」と交渉している人もたくさんいました。本当なのかな。ちと胡散臭かったです。

 8月23日と24日には次世代ワールドホビーならぬキングオブホビーのハムフェアが東京ビッグサイトで行われます。こちらにも少し来場者を分けてあげたい人出の中での修行でありました。