ワイヤレスゲート1

 手元のスマホに今流行りの格安SIMというのを入れてみたので記録を残しておきます。使ったのはヨドバシカメラオリジナルWIRELESS GATEのもの。通信速度は最大250Kbpsです。だから、動画などには向きません。電車の中でウェブやSNSを見たりするのには何とかなるでしょう、という考えです。

 少しでも安くと思いAmazonで購入。茶封筒で届きました。簡単になったものです。

ワイヤレスゲート2

 格安SIMはこんな感じ。SIMには標準、マイクロ、ナノの3種類があります。SIM購入の前に自分のスマホはどれを使っているのか調べておく必要があります。

 格安SIMはSIMロックフリーのスマホでないと使えないと思っている人は多いと思います。でも、それじゃ今の日本で格安SIMがこんなに盛り上がるはずはありません。答えは簡単で、ドコモから回線を大量購入して安く販売してくれているMVNO業者のSIMはドコモのSIMロックスマホで利用可能です。auも同様の考え方です。選択肢が多いのはドコモですね。

 今回買ったのは音声通話はできないデータ通信専用のSIMです。SMS機能を付けました。最初、このSMS機能の意味するところがよくわかりませんでした。だって、データ通信できればメール、LINEやSKYPE等でSMSと同等のことはできますから。これは理由を聞いて納得。スマホの中には音声回線の基地局を拾えないと「基地局が見つからないよー」と見つけようと必死になってバッテリーを多量に消費してしまう機種が多くあるのです。私のXperia SO-04Eもこの手の機種でした。150円プラスでSMS機能を付けた次第です。

ワイヤレスゲート3

 SIMの入れ方は簡単。スマホの裏蓋をあけ、バッテリーを外して所定の場所に定められた向きで挿入するだけ。これで電源オン。

APN設定4

 この後、データ通信を行うためにAPNの設定を行います。APNは普段はデフォルトが設定されているから意識しないだけで、誰のスマホにも設定されています。SIMを入れ替えて使う国ではAPNの設定は一般的です。私のSO-04Eではこの画面の「アクセスポイント名」から設定しました。

APN設定5

 spモードというのはドコモのデフォルトのAPNです。ドコモで買ったスマホでドコモのSIMを使う場合に使用するAPNです。ドコモのSIMをドコモ以外のスマホで使用する場合は、moperaを設定する必要があるのですが、そういう人は少数派でしょう。

APN設定6

 今回はSIMカードの説明書に書かれていたワイヤレスゲート用のAPNを追加設定しました。ちなみに設定項目のすべてを設定する必要はありません。設定が必要な部分だけが書かれていますのでそれ以外は未設定のままで問題ありません。

申し込み画面7

 APNの設定が終わった後、どこかのウェブにアクセスすると、ワイヤレスゲートの申し込み画面に飛ばされます。ここでアクティベートすることでSIMが利用可能になります。名前やメールアドレス、クレジットカードなどを登録します。これでSIMが使えるようになりました。

アプリ8

 せっかくなので専用アプリをインストールしておきましょう。

アプリ9

 だって、このアプリをインストールしておけば、全国約40,000ヶ所以上の公衆無線LANが使い放題。エリアに入れば勝手に切り替わるらしいです。

 ワイヤレスゲートのWi-Fiサービスは単独で申し込むと月額390円。なので実のところ90円プラスするだけでドコモのデータ回線まで使えてしまうというすばらしいSIMなのでした。ちょっと使った限り、ウェブを閲覧する限りでは画像が少しあとからついてくるのが気になる程度で特に問題ありませんでした。Googleマップも大丈夫。しばらく試してみようと思っています。

 なお、来月は音声通話付のSIMを買う予定であります。