コストコホールセール このコストコ、日本でも幕張を皮切りに既に5店もあるようですが、初めて行ったのは1996年のサイパン旅行の時でした。その当時、まだ日本でも高値の花だった懐中電灯マグライトが、大きなものとペンサイズのもののセットなのに破格で買えたのでした。この時はかなりエキサイトしました。

ご存知、会員制の大量安売り販売のお店です。

在米中は、本当にお世話になりました。写真は私がよく行っていたCOSTCOです。といってもどこも同じような店構えなので、これだけ見たら日本のものとあまり変わりませんね。

日本とアメリカのCOSTCOでの一番の違いは、その呼ばれ方かもしれません。日本ではコストコと呼ばれていますが、アメリカではコスコと呼ばれていました。
アメリカから帰国した直後は神奈川県の相模原に住居を構えたのですが、そこから車で20分くらいの多摩境に、このCOSTCOがオープンしました。オープン時には試食会が行われ(今、考えるとなぜ試食会って気もしますが)、久しぶりにアメリカのマフィンを食べたのでした。渡米してから1ヶ月くらいは朝食にこのマフィンを食べていたので懐かしい再会でした。

そんな感じで日本でもこのCOSTCO生活が始まったのですが、すごいなあと思うことは、建物から販売方法等、かなりの部分がアメリカそのままってところです。あそこまで同じにしなくてもいいじゃないかとも思うのですが、これによって味わえるアメリカ気分も倍増します。ショッピングカートもアメリカンサイズで、駐車場からこのカートを集める人たちもアメリカと同じように蛍光色のベストを着ています。見た目はまったく同じです。アメリカではショッピングカートは車のそばに置き去りにするのが一般的なので、集める人は広い駐車場内をグルグルまわりながらカートを集めないといけませんが、日本人は行儀が良いので皆カートをカート置き場まで戻しています。この点、日本のCOSTCOで働くカート集めの人の方が少し楽かもしれません。

オープン直後は、こんな大きいのを置く家は日本には無いよってくらい大きなジャグジーバスが売られていたり、日本の一般的な冷蔵庫よりも大きな冷凍庫が売られていたりもしましたが、さすがにこういうものは徐々に無くなっていきました。それでも置かれている商品はアメリカのものが多くあります。私のお気に入りはstretch-titeのラップ。500 sq.フィートもあってかなりお買い得感があります。アメリカの洗剤とかが好きな人にはもちろん、Tide等の、馬鹿でかい容器がぴったりです。店内で作られているベーグルもお勧めの一品です。普通のスーパーではなかなか買えないので、このベーグルは必ず買います。もちろん、日本独自の商品も多く並んでいます。韓国味付け海苔もよく買う一品です。

そして、レジを抜けるとそこにはフードコートがあります。アメリカのCOSTCOでも確か1ドル50セントほどでホットドックと飲み物が買えましたが、日本でも同じように破格の値段でホットドックが食べられます。ピザもお勧めです。アメリカンサイズのピザがお得な価格で手に入ります。

ところが残念なことに、東京は清瀬に引っ越してきてしまったので、今はなかなか行くことができなくなりました。それでも時々、通っています。なんていうか、買い物に行くというよりはアミューズメントパークに行くような気分なのです。