スクールバス停車中 州によっても違うのでしょうが、私のいたニュージャージー州では、スクールバスが子供の乗降をさせている時は、まわりの車はみんな止まって待たなければいけません。これは、バスの後ろを走っている車だけでなく、バスの対向車線を走っている車も止まる必要があります(中央分離帯の有り無し等でもっと細かく決まっていたと思いますが)。
写真の場合、対向車線でスクールバスが止まりました。それに対して私より何台か前の車が止まったため、このような乗降待ちの状態となっています。

こういう時、スクールバスは、車の横から「止まれ」のサインボードを出したり、車の上の方に取り付けられている赤いライトを点滅させたりするので、すぐわかります。止まらないと違反です。警察が現場にいなくてもスクールバスのドライバが通報すれば違反になるようです

このシステム(っていうか法律)って合理的だとは思いませんか? だって、スクールバスの前後からは子供が飛び出してくるリスクが非常に高いわけで、その時の事故の可能性を抑止しているわけですから。

他にもニュージャージー州では「ワイパーを動かす時はヘッドライトもつけなければいけない」法律などがあります。州によっては常時ヘッドライトオンが決められているところもあるようで、私たちが乗っていたVWゴルフはギアをDriveに入れると勝手にヘッドライトがつくようになっていました。最近、日本でも、昼間もヘッドライトオンのトラックやタクシーが増えていますね。定着してきたということは、このシステムはきっと事故を減らしているのでしょう。