安い本屋さん アメリカの本屋でおもしろいなあと思ったのは、売れ残った本は安く売られていたりすること。日本では再販制度があるので、どこで買っても本は定価で買わないといけませんが、実はこのような再販制度が残っている国の方が少ないらしいです。確かに、一歩間違えば独占禁止法違反ですしね。
私も在米中は、だいぶこの恩恵を受けました。ライフサイクルの短いコンピュータ関連の専門書なんかは、売れないと安くなるみたいです。私も、HP-UX 11i System Administrationとか、破格で購入させてもらいました。新品を買ったはずなんだけど、値段的にはは古本を買ったような気分です。

そういえば、ニュージャージーのマンハッタンからハドソン川を渡ったすぐの所には日本の紀伊国屋書店があるのですが、ここでも日本から送られてくる本が、普段は日本よりも高い値段で売られているのに、売れ残った本などは時々、安く並べられていたりしました。岩波新書が日本の定価よりも安く売られていたのを見た時は、さすがに複雑な気持ちになりましたね。