IO Data製のTVチューナーボードには、mAgicTVというソフトウェアが添付されていました。アンテナケーブルを接続して、このmAgicTVのアイコンをダブルクリックすればTVを見ることはできました。このmAgicTVのチャンネルの数字をクリックすればチャンネルを変えることもできました。ただ、そこから先に進めません。このソフトで何ができるのかすらわからないのです。ちょっとだけ途方に暮れていた時に、マニュアルが添付されていたことを思い出しました。パソコンが入ってきた箱に入れておいて後で読もうと思っていて忘れていました。さっそくこれを拾い出しページをめくると色々とできることがわかりました。
まず、ボードのリモート端子に付属のリモコン受光部ケーブルを接続すれば、付属のリモコンでの操作が可能になります。パソコンのテレビにリモコンは要らないだろうと思ってましたが、使ってみると実はとても便利でした。チャンネルの変更はもちろん、画面上のボタンから行う操作は大概リモコンからも操作できます。

画面のサイズが3種類から選択できます。パソコンなのでフルサイズ画面で見ることはないと思いますが、中サイズだとテレビを見ながら他の作業をするのにちょっと大きすぎるようです(17インチモニタで1280 x 1024ピクセル)。私の場合、一番小さなサイズでテレビを見ながらインターネットにアクセスしたり、こうしてブログを更新しています。これは結構、クセになります。

ビデオでもないのに、録画ができます。録画ボタンを押すだけで録画が開始されます。非常に簡単です。また、今見ているテレビ画面を一時停止できます。最近のテレビなら普通の機能かもしれませんが、我が家のテレビにはそんな機能がないので、便利に使っています。例えば、プレゼントの応募方法のテロップが出た所で一時停止してゆっくりメモするとか、撮影場所が気になるコマーシャルがあって、それを調べるのに一時停止するとかです。

分割して1つの画面に複数の画面を表示するマルチチャンネルモードというのがあります。現在放送中の番組をさらっとブラウズして、その中から見たい番組を選ぶためのモードのようです。これがサクサク動けば結構便利かもしれませんが、かなり遅いです。静止画が順番に切り替わっていくだけなので、個人的には使わないモードになっています。

テレビを見ながら、今見ているシーンをリプレイすることができます。フリースリップ再生というようですが、テレビを見ながらリアルタイムで録画をし、必要に応じて録画した部分を行ったりきたりするようです。ソフトウェアエンコードだからか、若干、ギクシャクした動きになることがありますが、使いようによっては便利な機能だと思います。

インターネットやテレビ放送から番組表を取得することができます。mAgicガイドを使用します。これをするには最初に一度だけユーザ登録が必要です。マニュアル通りにメールアドレスを登録すれば利用可能になります。これを行うとびっくりすることに、mAgicTV画面のチャンネルの下に現在の各チャンネルの番組名が表示されるようになります。さらにチャンネルの横のボタンを押すと簡単な番組情報まで見ることができます。こいつは結構便利です。mAgicガイドから番組名をクリックするだけで簡単に録画予約をすることもできます。

ほかにもreserMailという携帯から番組の録画予約を行う機能もあるようですが、こちらはまだ試していません。どういう仕組みになっているのでしょうね。


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