在米中、結構チャレンジ精神を発揮できたのが床屋でした。私の周りの日本人の方でも床屋だけは日系の床屋さんにお世話になっている人が多かったのですが、私は普通の人とは逆で床屋だけはあちこち出歩きました。
今でこそ日本でも今でこそQB等、安い床屋が林立していますが、アメリカで行った床屋はどれも$10前後でした。これにチップとして$1〜$2上乗せします。それでも当時の日本の床屋と比べればかなり安いと思います。とはいえ、洗髪はありませんし、顔そりももちろんありません。
確か一番高かったのが韓国系の床屋さん。床屋の作りからして一昔前の日本の床屋さんのような作りをしたお店でしたが、髪の切り方もとても丁寧で日本の床屋さんのような感じでした。一番安かったのがマンハッタンのチャイナタウンにあった中国系の床屋さんで$7。はさみはほとんど使いませんでした。普通、頭の頂点部分はくしを当てながらはさみで切ると思うのですが、そこではくしとバリカンでした。ある意味、これも技術だとは思うのですが、合理的な進め方はさすが中国系といった感じでしょうか。
本当はイタリア系の床屋にも行ってみたかったのですが、これはできませんでした。それだけが心残りです。